持病その後後後

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さてさて、相変わらずのレンジ

マニュアルを熟読すると、19項目、フェールシステム、エンジンクーラント温度(ECT)センサー(98MY 以前)

ECT センサーは、温度によって抵抗値が変わる金属ストリップで構成され、金属ストリップの抵抗値は、クーラントの温度によって大きく変化します、例えば-30℃で28Kオームが85℃では、300オーム、130℃では90オームに変化します。

適切な燃料供給量は、低温時には混合気を濃くする等エンジン温度によって変化する為、ETCセンサからの信号はエンジンの作動に不可欠な情報です。

回路の切断等でセンサが故障すると、システムに初期設定値が送られます、初期設定値は吸気温度の値に基ずいて選択されます、この設定値はあらかじめプログラムされた時間で暖気状態になるまで段階的に増加します、センサの故障は運転者には分からない場合が有りますが、エンジンが暖まった状態での再始動は困難を伴う事が在ります。

フォルトコード:

P0116- クーラント温度センサ 温度下降故障
P0117- クーラント温度センサ 回路ローレンジ故障
P0118- クーラント温度センサ 回路ハイレンジ故障
P0125 - クーラント温度センサ-暖気しない

以上の通りです、当然テストブックによる診断をすれば、即座に判明する物でしょうが
そこは、ディーラーが無い&お金がない&自分で直すぞー、の理由で、今まで来た訳です。

で、今日、各、温度センサを再度チェックすると、低温時、エンジンクーラントセンサの
数値が、異常に低い、テスター数値15.759MΩ、(通常-30℃で28Kオーム) の数値とあまりにも、かけ離れています、当然抵抗値が大きいと、寒いと判断し、通常より多量のガソリンを噴射する物と思われます。

そこで、センサーが悪いなら、通常温度の抵抗値を、ECU に入力すれば、だまされて、エンジンが始動するんじゃないかなーと、推測しました。

で、だます、抵抗を探しました所、何と、以前交換した、ハイトセンサー が、ちょうど良い抵抗値、センサー抵抗値を測定し、印を付けて、700オームに設定、接続、エンジン始動


冷間時、見事、(普通に)始動しました。

その後、アイドリング状態で、しばらく暖気運転、多少暖まった所で、ハイトセンサーの抵抗値を、500オームへ動かすと。

おお、アイドリング、回転数が、下がりました、抵抗値を上げると、アイドリングが上昇します、面白い、(なるほど)そこで見ているのねー

で、暖気した状況で、クーラント温度センサの数値を計り直すと、何と、408.7オーム

なんで、正常に、測定しています。

低温時のみ、数値が悪い?、温度が上がれば、復帰する?、何とも変な症状。

部品は注文中ですので、取合えず、様子を見て、交換します。




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コメント(2)

難病のようですね!

でも

これだけご自分でやれたらもうディーラー要らないんじゃないでしょうか?(笑)

治ったときには地元でレンジの権威になっていそうですね!

早く治りますように!

な?む!

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このページは、れんじろーが2009年7月 2日 19:51に書いた記事です。

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